こんにちは、こまちです。
自分の聴覚障害について、周りにもっと理解してほしいって思うときもありますよね。
そんな時に便利なのが、自分のことを知ってもらうための取扱説明書です。

聴覚障害に限らず、他の障害や病気など、周囲に自分自身を知ってもらうべために、トリセツが気になっている方は最後まで読んでみてください♪
<トリセツ>とは
私(聴覚障害者)のトリセツ
Canva Proを使ってA4サイズで作成してみました。
伝えたいことのみまとめています。

これはどちらかと言うと、職場の人とかに渡す用かな?
友人向けなら、もうちょっとオモシロおかしく作ってもいいかも♪

リーフレットやポスターのデザインはCanvaProがオススメ♪
CanvaProは世界中でも使われていて、日本では2017年にサービス開始されました。
サービス開始されてから日本だけで300万人以上が利用しています。
絵が苦手な人やセンスに自信がなくても大丈夫です。
テンプレートや無料で使える素材が豊富、外部サイトに素材を拾いにいかなくてもこのCanva内で調達が可能です。

年末時期には年賀状の準備も楽々デザインできて一石二鳥ですよね。
私(聴覚障害者)がトリセツを作る理由
聴覚障害は本当~に個人差がある障害で、同じ聴覚障害の等級でも聞こえ方が異なります。
そして一番、厄介なことが。
それは
健聴者は、初めて会った聴覚障害者を
聴覚障害の「型」にはめてしまいがちということ。
「なるほど、こういう感じに話せば大丈夫なんだな」
と、他の聴覚障害者に対し、同じ対応をしてしまうことがあります。
しかし、聴覚障害者側からすると、その対応が一番困ることでもあります。
そのため、私たちは出会う人に対し、自分の障害について説明をする必要があります。
これはもう聴覚障害をもった以上、ずっとついてくる課題でしょう。
そこで、負担を楽にしてくれるアイテムが
”トリセツ”です。
トリセツを渡すだけで自分のことを知ってもらえる
トリセツを渡すことで注意すること
トリセツは良い方法でもある反面、注意すべき点もあります。
- 個人情報を記載する場合は、情報漏洩する可能性もある。
- ”絶対”に読んでもらえるとは限らない。
- ゴミ箱に捨てられているのを目撃するかも(笑)
渡したからもう安心、ではありません。

トリセツ渡したやん!
なんで読んでくれへんの。
忙しい人もいるし、興味のない人もいます。
今後の関係を続けていくには、「読んでもらえたら嬉しい」程度に留めておいたほうが無難でしょう。
トリセツを渡すと、どんな効果があるのか
トリセツを読んでくれた人は「こういう風に話したら伝わりやすくなる」と事前に知ることができます。
- トリセツに沿った話し方をしてくれるようになる。
- 聞き直しても相手は承知の上なので、誤解されにくい。
- 聴覚障害について、より知ってもらえる。
予め、最初にトリセツを渡すだけなので、相手のスキマ時間に読んでもらえることが可能です。
そのため焦って説明をする必要もないので、自分自身も障害の説明が省け、言い忘れることがないので負担も軽くなるでしょう。
この項目は入れたほうが、より分かりやすい
補聴器or人工内耳の有無
初めて見る人は「なにそれ??」と思う方もいます。
簡単に装具の説明があるとやさしい気がする。←
聴力レベル
〇級だけでは結局どのくらいなの?と分かりにくいため、騒音値の基準値と目安から参考に補記するといいでしょう。
補聴器を外すと“飛行機のエンジン音も聞こえない””カラオケの室内でも聞こえません”等。
コミュニケーションの方法
どういう風に相手の話を理解しているか、自分のコミュニケーション方法(手話・口話など)を書くと、相手も寄り添ってコミュニケーションを取ってくれるようになります。
配慮してほしいことや、その他連絡事項
こういう状況のときはこうしてほしい、等あればまとめて書いた方が周囲も把握できて対応しやすいと思います。
まとめ

耳のことを知ってもらう
良いきっかけにもなると思う
筆者はこれを作ることで自分を見つめなおすきっかけにもなりました。
「他になにか伝えた方がいいことあったりするかな?」と考えたり、これだけは知ってほしい項目を入れました。
ワードやエクセルでも作れますが、どうせならかわいいものを作りたい!と思い、Canvaを選びました。
使ったことがない人は是非『Canva Pro』使ってみてね♪めっちゃおススメです!
今回は以上です。
読んでいただき、ありがとうございました。
