【難聴について】聴力検査で聞こえのレベルを理解しよう

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聴力検査を初めて受けた人、何回も検査を受けているのに結果用紙(オージオグラム)を見ても見方が分からず、なんじゃこりゃ??状態になる人は少なくないと思います。

私もその内の一人です(笑)

私はアラサーになっても「???」でした。

ですが、娘に難聴が分かると、どのくらい聞こえているのかをちゃんと知りたくなりました。

この記事を読めば聴力検査の見方が分かるようになります。

お子様や身近な人が聴力検査を受けて、どういう風に対応していけばいいのか?と気になっているあなた、一緒に勉強しましょう!

まず、音の大きさは【デジベル=dB】と表します。
正常な聞こえは20 dBで 小さな音(ささやき声等)が聞こえます。

目次

聴力レベルについて

騒音の目安表

聴力レベル環境例
20dBささやき声
45dB日常生活での「静か」を感じる。図書館など
60dB普通の声での会話
70dB会話でちょっとうるさいな~と感じる
80dB救急車
120dB飛行機のエンジン音

正常な聞こえのささやき声が聞こえにくく、毎回大きな呼びかけにしか反応しないようであれば一度、病院への受診をおすすめします

参考までに、三女が生まれたときに実施した新生児聴覚スクリーニング検査はパス(正常)でした。

しかし、3才に軽中等度難聴の診断が下りました。
原因は不明ですが、三女の難聴判明までの流れが気になる方は以下の記事をご覧ください。

聴力レベルで難聴の程度が決まる

健聴だと、ささやき声も聞こえるのですが、難聴の場合は小さい声も聞き取りにくいです。

難聴の程度聴力レベル環境例
軽度難聴25~39dB騒がしい環境での会話の聞き取りが難しい。小さな声や遠くの声が聞こえにくい。
中等度難聴40~69dB補聴器を装用しないと会話の聴き取りが難しい。
会議等の複数人の声を聞き取ることがやや困難になる。
高度難聴70~89dB高出力補聴器の装用が必要。耳元での大きな声しか聞こえにくい。
重度難聴90dB以上重度用の補聴器や人工内耳の装用が必要。読唇や手話を使う。

毎回、大きな声を出して反応がないと、【聞こえにくい人?】の目安になると思います。

このような症状が出たら必ず耳鼻咽喉科にて受診をしましょう

いつもと違う感覚 ・聞こえにくい 
・耳が詰まった感じ ・耳鳴りがする 

最悪の場合、突発性難聴になってしまうことがあります。
突発性難聴は発症後、直ぐに治療を受けないと聴力が戻らないことがあるので、早めの受診と治療開始が大切になってきます。

大人になって聴覚障害を持つと仕事が見つかりにくい?と不安に思っている方はこちらの記事を読んでみてください。

聴力検査について

周囲の雑音を遮蔽する防音室で検査を行います。
ヘッドホーンを両耳にあてて、片耳ずつ125ヘルツから8,000ヘルツまでの7種類の高さの異なる音のきこえを調べます。(気導の検査)
音が聞こえたら手元にあるボタンを押して検査官がオージオグラムに記録をしていきます。(下図)
その他に骨導の検査もあり、骨導検査は骨導受話器を耳の後ろにあてて、直接骨に音の振動を与え、内耳の蝸牛を刺激しながら聞こえの検査をします。

骨導検査はバイブみたいな感じなので、痛くも無いですし怖くもないので安心してください。


小さいお子様の検査は検査を楽しく受けてくれるように、音が鳴っている最中にボタンを押すとおもちゃが動いたり、反応をしてくれるように工夫をしてくれるので先生に任せましょう。

特に小さいお子様ほど、聞こえているはずなのにボタンを押さなかったりと検査が不十分でも、検査官は反応も確認しているので「ボタンは押さなかったが振り向いたりする反応があった」等と記録を残してくれたりします。

そのため、幼児期は聴力検査の結果が安定するまでは定期的に聴力検査の通院が必要なときもあります。

検査を繰り返し実施していくうちに子供も「音が聞こえたらボタンを押すんだ」というのが分かってくるので焦らなくて大丈夫です。

病院まで連れていくことが大変かもしれませんが、そこは安定した聴力結果を知るためにも頑張りましょう。

オージオグラム(聴力検査結果表)の見方

聞こえの検査はオージオグラムというグラフで検査結果を確認できます。(下表)

右のオージオグラムは娘の結果です。

娘の検査結果を見ると、80-90dBなので補聴器を外すと大きな声でも反応は微妙といったところです。

補聴器をつけると30-40dBの音を掴めているので普通の会話の声が聞こえますが、ささやき声は補聴器ををつけていても困難ということが分かります。

高い音になるにつれて、○より×の方が上に印があるので娘にとっては若干左耳の方が聞きやすいのかな?と。

でも補聴器をつけると両耳でバランスよく音をとれているようなので、あまり関係ないかな?

補聴器に音を入れてもらう調整が大事なので、しっかりと医師と相談してください。

筆者は両耳100dBぐらいなので、補聴器を外すと店内カラオケで友達が歌っていても全く聞こえないです。

音の振動で感じることはできますが、ただの振動なので音の高低差は「???」です。

オージオグラム(聴力検査結果表) の記号について

記号場所/装具有無・検査内容
○-●右(気導の検査)
×—×左(気導の検査)
△~△右 補聴器装用
▲~▲左 補聴器装用
□~□両耳補聴器装用
右(骨導)
 ]左(骨導)
右 人工内耳
左 人工内耳

横軸(青矢印)
音の高さ 125ヘルツ(Hz)一番低い音から8000Hzまでの7オクターブ。
右に行けばいくほど高い音になります。

1オクターブ高くなるごとに周波数は2倍になります。なので、
125×2=250
250×2=500
500×2=1000・・・・
となるので、オージオグラムの表でも周波数は1オクターブ高い倍音の数値で表示されています。

縦軸(赤矢印)
健聴者が聞こえる一番小さい音を0デジベルとし、下に行けば行くほど飛行機のエンジン音も聞こえないということが分かります

誤解をしないでほしいこと

聴力レベルが同じでも、同じ話し方で皆に伝わると思わないでください。

例えば聴力レベルが同じ40dBの2人(軽度難聴)に対してお話をします。

しかし、同じ聴力レベルでも聞こえ方は人それぞれ異なりますので、片方には伝わっていないということもありえます。

障がい者手帳に記載されているデジベル数値は指定算式にて算定された数値となるため、音の高さや低さは人それぞれによって聞き取りやすさが変わります

他にも相手との会話の慣れ等によってコミュニケーションの取りやすさも異なります。

家族で毎日聞き慣れている声は聞き取りやすいのに、初めて会った人は何を話しているか分からない、ということもあるのです。(筆者自身もそうですが、謎です(笑))

なので、あの人は分かってくれているのに、この人は分かってくれないという風に思われるのは悲しいので、そういうときはもう少し大きい声でゆっくりお話してもらえると伝わりやすいかと思います。

まとめ

筆者も娘の検査結果を受け取るまでちんぷんかんぷんでした。

定期検査でオージオグラムを受け取っても見方が分からないし、自分自身が低い声より高い声の方が聞きとりやすいと説明も出来るのであまり不便はないのですが、、。

どういった音が聞き取りやすいのか自分で説明ができない時期(幼児期や小学生)はオージオグラムを見たら、ざっくりと「あぁ、この子にはちょっと音を高く話したら聞こえやすいのかな?」と試してみやすくなります。

耳の聞こえは突発性難聴だけでなく、中耳炎が関係したり、老化による聴力低下もあります

もしかすると人生に一度はオージオグラムを見る経験をするかもしれません。

耳に何か違和感を感じたら必ず病院を受診しましょう。

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