そこのあなた、オリンピック→パラリンピックで終わったと思っていませんか?

まだ、注目すべき競技大会が残っていますよ。
それは「デフリンピック」。
耳の聞こえないろう者たちが活躍する競技大会です。
2021年12月にブラジルで「第24回夏季デフリンピック競技大会」が開催される予定でしたが、延期になりました。
延期日程:2022年5月1日~15日
目次
オリンピックに競技大会は4つ「〇〇リンピック」がある
競技大会名と出場資格の違い
4つの競技大会名は以下です。
- オリンピック
- パラリンピック
- デフリンピック
- スペシャルオリンピックス
4つの大会それぞれ、出場資格は異なります。
出場資格 | |
---|---|
オリンピック | 障害の有無関係なし |
パラリンピック | 身体障害者 (視覚障害や脳性麻痺(まひ)、運動機能障害、切断などの障害) |
デフリンピック (世界ろう者競技大会) | 聴覚障害者のみ |
スペシャルオリンピックス | 知的障害者のみ |
何故、ろう者はパラリンピックに出場しないのか
聴覚障害者は視覚情報が必要なため、パラリンピックだとスタート音などが聞き取れず不利になることがあります。
例えば、陸上だと、ピストルから煙が出るのを見続けるわけにはいかないですし、他の選手が走りだしてからスタートすると明らかに一歩出遅れてしまいます。
公平な判断をしてもらうためにも、聴覚障害者だけの「デフリンピック」で競技をすることになりました。
【驚愕!】実はパラリンピックより歴史が長いデフリンピック
パラリンピックの認知度は上がってきていますが、パラリンピックが始まったのは1988年。
デフリンピックの第一回は1924年と、100年も前から始まっていたのです。
デフリンピックも応援しよう
現在、2025年のデフリンピックは日本で開催されることを祈って招致活動が行われています。
正直、海外でデフリンピックが開催されても、日本のメディア報道は少ないです。
日本でデフリンピックが開催されることが決まれば、きっとこれまでにない報道が出るでしょう。
報道が出れば、聴覚障害者について取り上げてくれることも増えてくれるかもしれない。
報道が増えることで、聴覚障害者についてもっと知ってもらえる機会にもなると思う。
こういうことも含め、日本のdeaf代表者たちは頑張ってくれています。
是非!!
聴覚障害者の仲間もそうでない人もみんなで、2025年は日本で開催されることを願いましょう\(^o^)/